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11Jun

ウェブライティングの裏側

Posted by somanybooks in WritingJapanese

「ウェブライティング」という名前だけを聞くと華やかな仕事にも思えますが、実際のところは、その真逆といっても良いくらいです(笑)

■ ひとり作業

そもそも物書きは、1人で調べ、1人で書くので、どちらかというと人と接する機会のない孤独な作業です。仕事の依頼も、月に数回メールでやりとりするだけですしね。
マイペースに仕事をしたい方には向いているかと思いますが、人と話しながらわいわい作業したい方には、恐らく向いていません(笑)

■ 薄給

ウェブに載せる文章ですので、無料で公開が原則です。文章そのものを売ってお金が入るような本職の物書き仕事とは異なりますので、基本薄給です。

ウェブに載せる記事は、SEO対策向けの記事であることも多いです。SEO対策とは、googleなどの検索にひっかかりやすくするための施策のことで、「サプリメント」「エステ」などの特定のキーワードを繰り返し用いたり、文字数を一定以上に増やしたりすることを指します。つまり、まとまった量の文章が書いてあって、キーワードさえきちんと埋め込んで装飾してあれば、文章そのもののクオリティは全く関係ないんですね。

そのため、ウェブライティングは誰でもできます。当然お小遣い稼ぎの参加者も多いです。でも仕事はそんなにたくさんある訳じゃないので、必然的に仕事の賃金はますます安くなります。

■ 時間がかかる

私の場合は20記事18000文字だったり、800文字8~24記事だったりという分量なのでそこまで多くもないんですが、それでも文章を書くのにはまとまった時間が必要です。

調べものの時間を除き書く時間だけを考えたとしても、一日2~3時間使ってせいぜい3~4記事しか私は書けません(遅筆です)。とすると、20記事書くのに連続7日はかかる計算になります。実際には本業の仕事が忙しかったりもするので、平日のべ10日間かかることも多いです。休日に物書き仕事をするとかかる日数は減りますが、そのぶん休みもありません(笑)
これだけの時間がかかっても、20記事で賃金1万円を超えることはまずないです☆

■ 総括

つまり、時間と手間ばかりかかってほとんど益がないのが、ウェブライティングという仕事です(!)。特に誇張なしでここまで例証できてしまうのが、この仕事のすごいところですね。

こんな足りないものづくしの仕事をなんで続けているかというと、「ものを書く仕事ができる」という、ただそれだけです。事務でも営業でも、これほどたくさんものを書ける仕事はありません。書きたい人や書くことを仕事にしたい人になら、一度試してみる価値はあると思います。

関連リンク

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「文章読本」 谷崎潤一郎
「『文』を『藝』にするヒント 基礎編,応用編」 菊池寛作家育成会
「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」 井上ひさし
「書き上手―『天声人語』の文章術」 栗田亘
「原稿用紙10枚を書く力」 齋藤孝
「800字を書く力」 鈴木信一

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