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18Feb

鉛筆デッサンで使用している画材紹介 -- クロッキー帳--

Posted by somanybooks in Painting

クロッキー帳を使い慣れると、気軽なのにとても頼りになる、お気に入りの落書き帳になってくれます。


■ クロッキー帳(落書き帳)

練習帳であり、ネタ帳であり、落書き帳です。絵を本格的に描かれている方には、このクロッキー帳は普段から持ち歩いて絵の練習をされている方が数多くいらっしゃいます。長くまっすぐな線を引く練習や鉛筆の濃淡をつける練習をしたり、時間のあるときに周りにあるものを落書きしたりします。

クロッキー帳 鉛筆・木炭落書き

クロッキー帳の紙は非常に薄く、表面がつるつるしており、70~100枚の紙が綴じられているのに数百円くらいで購入できます。1枚1枚の紙が透けるほど薄いので軽く、何枚描いても容易には使い切れません。私はB4ほどの大きさのものと、手のひらサイズのものと、2種類を使い分けています。

・クロッキー帳(大)--デッサン教室用

通い始めたデッサン教室で、B4サイズくらいの大きなクロッキー帳を頂きました。現在、「運筆」の練習のためだけにこのクロッキー帳を使っています。

鉛筆デッサン練習 運筆

上から順に、
 ①まっすぐで長い直線を一定のリズムで引く
 ②斜めの短い直線を、等間隔で引く
 ③自然なグラデーションの濃淡を作る
の練習になります。

絵画教室の先生の言葉を借りれば、「きちんとした絵を描けるようになるには、物を見る眼と正確な運筆技能を身につける必要がある。物を正確に見る目を養うには相応の時間がかかるが、運筆は上達が早い。毎回のデッサンの前に、ウォーミングアップだと思って取り組みなさい」。

確かにこの練習を始めた最初の頃は、緊張感のない歪んだ線ばかりを引いていましたが、最近はそれなりに整った線を、一定の割合で引けるようになってきています。
デッサン力のある先生は、細長く真っ直ぐで一定の濃度を保った線を常に引かれます。私の見る前でそんな線をささっと何本も引かれるので、「線1本取ってみても、先生方には完敗だなあ...」と思わせられることも多いです。


・クロッキー帳(小)--落書き用

小さいクロッキー帳(200円)は、もっぱら私の落書き帳です。
手のひらサイズのクロッキー帳は持ち運びが容易く、隙間時間を潰すのにもってこいで、筆記用具(鉛筆・ボールペン、何でも有りです)さえあれば、10分でも2時間でも楽しく過ごすことができます。
落書きなら普通のメモ帳でも良いんじゃないか、と最初は思ったのですが、①紙質が良く描きやすい ②紙が綴じられており後で見返すと自分の成長が分かる ③持ち歩いていてかっこいい(笑) というのが、長く使っている理由です。

クロッキー帳 鉛筆・木炭落書き
↑ 喫茶店で描きました。この時は、木炭鉛筆を利用しています。

また、最近は仕事の合間に描くことも多いので、仕事のタスクリストを作ったり、アイディアをまとめたり、英語の練習をしたり、プログラミング言語を書いたりと、クロッキー帳がどんどん混沌としてきました。手軽に何にでも使える点も、クロッキー帳の大きな魅力の一つです。


■ 紙質について

市販されているクロッキー帳には、「白紙」「クリームコットン紙」「薄口紙」の大きく3つの紙が用いられており、紙質によって値段や描き心地が異なります。

白紙は、最も薄く経済的な紙です。クロッキー帳1冊あたり100枚綴じられており、触り心地はコピー紙と良く似ていますが、鉛筆の乗りやすい紙が使われています。

クリームコットン紙は、色が黄みがかっており柔らかい印象を与える紙です。厚さは白紙と薄口紙の中間くらいで、1冊あたり80枚が綴じられています。

薄口紙は、名前とは異なり、この3種類の紙の中で一番厚みがある紙です(笑) コピー用紙と画用紙の中間くらいの厚みでしょうか。鉛筆でもペンでもマジックでも画材を問わず使えます。

ちなみに、白紙 < クリームコットン紙 < 薄口紙 の順で紙質が良くなり、1枚あたりのお値段も上がります。

クロッキー帳(大)を白紙、クロッキー帳(小)を薄口紙、最近購入した仕事用クロッキー帳(中)でクリームコットン紙、と私は3種類とも使ったことがあるのですが、正直、クロッキー帳の紙は3種類とも好きで、甲乙つけがたいものがあります。

白紙は、とにかく軽くて何枚でも描けるところが素晴らしいです。1枚1枚の紙はぺらぺらなのですが、100枚束ねてある分、続けて描いていてもあまり腕が疲れません。そして何枚描いても一向に減る気配がありません(笑) 
白紙のクロッキー帳(大)は、既に足かけ3年目に入りました。持ち運びが楽なうえ、1冊買うと長持ちするので、若い方や学生さんなどには特におすすめです。

クリームコットン紙は、使っていて不思議と癒されます。仕事のメモを取るのにクロッキー帳を使い始めたので、筆記具はもっぱらボールペンや水性ペンなのですが、薄い割に紙質が良く、しかも紙色が薄いたまご色なので、仕事の殺伐とした感じが出ないのです(笑) 肝心の絵や落書きにはまだ使っていないので、絵を描き始めるとまた印象が変わるかもしれませんね。

薄口紙は、たくさん描くと無くなってしまうという欠点はあるのですが、画材を選ばず何でも描ける(書ける)ところが良いですね。木炭や水性ペンを使っても裏に透けないので、私は紙の両面を使ってノートの様に使っていました。
紙に厚みがある分、水彩絵の具やパステル、油絵具などでも十分利用できると思います。

  

↑ クロッキー帳(小)。大きさは11cm×16.5cm。左から順に、白紙100枚、クリームコットン紙80枚、薄口紙70枚。



↑ クロッキー帳(大)。36cm×27cm。紙質は白100枚のみ。
クロッキー帳は他にも何種類か大きさの違うものがあります。



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