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09Dec

「公認会計士試験 非常識合格法」 石井和人

Posted by somanybooks in Finance

公認会計士目指していたことがあるのですが、その時読んで素晴らしい本だと感じたのがこの本です。


■ 本の説明

公認会計士試験突破のための勉強法が書かれた本です。この本の著者は、クレアールという資格予備校で教鞭を取り、フルタイムの仕事を持つ社会人の方を何人も公認会計士試験に一発合格させています。

この本の中で進められている勉強法は、大手資格予備校の方法とは大きく異なります。
1年目は簿記の勉強しかしない」「テキストは出来る限り薄く、それを徹底的に理解し覚える」など、無駄な勉強量を減らし、勉強の密度を高めるため、一般の方から見ると非常識とも思えるような驚きの工夫がなされています。

会計士試験のための本としては異例の5万冊を売り上げたことも、めまぐるしく変わる試験制度の中、常に最新版が発行され続けていることも、この著書の人気の証と言えるでしょう。


■ 感想

感想の前に一言だけ。
私は予備校に入った後にこの本を見つけてしまったため、クレアール会計士アカデミーに通うことはできず、別の資格予備校TACに通ったんですが、残念ながら、あまり効率のいい勉強ができませんでした。

厚さ1cmを超えるB5テキストを次から次へと手渡され、勉強始めて半年で幅60cmの本棚が埋まり、1年を過ぎる頃にはテキスト棚が横幅1.5mを超えました。……高々1年でこんなにできるわけがないです!(涙)
その時はまだ勤務していましたので、勉強が追いつかず本当に辛かった。テキスト棚の整理すらできず、気ばかりが焦りました。
ですので、この著書で勧められている勉強方法のほうが、間違いなく効率が良いと断言します。


テキストは、薄いものを徹底的にやり込んだ方が良いです。
自分もTOEIC820越えに成功した時は、3年で5冊しかテキストを使いませんでした。ですがその5冊はすべて、すべての単語の意味を覚え、文章を書き取り、リスニングも理解もやり込み、風呂で例文を残らず口ずさめる程度にはやり込みました。
その方が知識の定着率が高く、効率が良いように感じます。「1冊やり尽くした!」という自信もつきますしね。


また、「1年目に簿記3級から1級までを順に取る」というのもいいですね。勝間和代さんが1年強で旧会計士試験を最年少突破された時も、同じやり方をされたようです。
会計の仕組みを学ぶのが理論科目の存在意義ですので、会計数字の作り方が分かっていないと、どうしても理論科目の理解は遅くなります。簿記から理論という流れの方が、知識の定着がスムーズなんですね。


大手予備校は独自のカリキュラムを組むので、予備校通学して1年経ってもまだ簿記1級の範囲の半分も終わってないことがあります。事実、私は公認会計士のカリキュラムの途中で日商簿記1級を受験し、落ちています。ですので、学習途中で簿記1級などの公のテストで勉強の進捗度を確かめたいと思っても、それができません。
予備校内でもテストは多すぎるほど実施されるんですが、あくまで狭い範囲の学習定着度を確認するテストなので、受験者全員の中での自分の位置付けというのは、正直なところ、試験本番まで分からないというのが実情です。

仕事を辞めるというリスクを伴うことなく、自分の学習進捗を確認しながら公認会計士を目指せるこの本の学習方法は、社会人の方にとても適しているのではないかと思います。





関連リンク
 「日商簿記1級 桑原知之のLIVE in合格セミナー」 桑原知之
 「公認会計士試験 論文式財務諸表論演習セレクト50題」 石井和人  (amazonに飛びます)










































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