忍者ブログ

20Sep

[PR]

Posted by in

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

16Aug

「パリは屋根裏―暮らしてみた普段着の街」 やなぎもと なお

Posted by somanybooks in EtudierLeFrancais

パリでの生活やフランス人のものの考え方が良く分かる本です。


■ 本の説明

3年間パリのシャンゼリゼ通り(!)で住み込みベビーシッターをした著者が、パステル画のイラスト360点を交えながら、普段のパリを描写した本です。
屋根裏部屋での暮らしや、革命記念日で大にぎわいのパリ、普段使いの野菜・果物や元シェフに教わったフランス家庭料理など、生活の面からパリ、そしてフランスが描かれています。


■ 感想

フランスの食事や生活に関する本を何冊かあさって読んだのですが、この本が一番リアリティがあって分かりやすかったので、おすすめしておきます。

手書きのイラストがふんだんに盛り込まれているところが良いですね。どのページにも3~10ほどのイラストが載せられていて、イラストの一つ一つに著者の直筆のコメントが添えられているので、実際にパリの街角からあちこちを眺めている気分になります。
屋根裏つきアパルトマン(=アパート)の部屋割り&多国籍な住人や、アーティチョークなど日本人に馴染みの薄い食材も、イラストつきだからこそ分かりやすくて助かりました。

著者の方が絵画に関してどういう経歴をお持ちの方かは詳しく書かれていなかったのですが、イラストは分かりやすくとても丁寧です。同じく絵を学んでいる人間として細かいことを言ってしまうと、発色の良いマーメイドリップル紙にパステルで彩色されているので、絵が穏やかな優しい色合いなのも、お気に入りの理由のひとつです(笑)

旅行や留学等でフランスに長く滞在される予定のある方は、読んでおいて損はないのではないでしょうか。


少し話が逸れるのですが、……フランスに関する本は丁寧に作られた本が多くて、読んでいてとてもうれしく感じます。少なくとも、「利益出るのでとりあえず作っときました」という本は、今まで1冊も巡り合ったことがありません。「作っても売れないし、この本を作ってもどれくらいの人に読んで貰えるのか分からないけど、フランスが好きなんです。だから丁寧に作っておきました」という雰囲気の本がとても多いです。

フランス好きな者同士、本を通じて「そうです! 私もそんなフランスが好きなんです!」と、ついつい見えない著者を相手に心を通わせてしまいます。普段の生活でフランスやフランス語を愛する方にお目にかかる機会が滅多にない分、こうした本の存在を有難く感じています。





関連リンク
・トレーニングペーパー
読解編
文法編(1)-(2)
単語編

・辞書
「Le Dico」(仏和辞典)
"Ex-word電子辞書XD-GF7250 フランス語対応モデル" CASIO

・管理人の学習法
国立大学教養課程のフランス語の授業
国立大学文学部のフランス語の授業
実用フランス語検定試験の勉強
管理人のフランス語学習方法
管理人のフランス語学習歴
国立大フランス語(必修課程)で使った教科書

・その他
「パリのカフェ100」
「パリは屋根裏―暮らしてみた普段着の街」 やなぎもと なお
「ヴァレリー・セレクション」 Paul Val´ery (原作)、松田浩則・東宏治 (翻訳)
「フランス語で広がる世界」 日本フランス語教育会議編

拍手[0回]

PR