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30Dec

「こっきのえほん(国旗の絵本)」 戸田やすし

Posted by somanybooks in BookForChild

1987年出版という20年以上も前の絵本ですが、未だに人気が衰える気配もありません。


■本の説明

0歳~6歳のお子さん向けの絵本です。

横幅25cmくらいのハードカバー本で、本の形が長方形になっています。開くとページ1枚につき国旗1枚が大きく掲載されています。10メートル離れても易々と判別できそうなくらい、色あざやかで大きな国旗の絵です。
各ページの上部に大きく国名が記載されていて、ページ中央に国旗、ページ下部に各国のデータと地図、という構成になっています。文字情報はほとんどありません。
そうしたページが50ページくらい続き、巻末にミニサイズの国旗が多数掲載されています。

国旗の並び順はあいうえお順です。


■感想

この本の一番素晴らしい点は、とにかく国旗が綺麗なことだと思っています。

国に関する細かい情報が記載されていなくとも、小さい子はこの絵本を気に入り、何度も飽きずに眺めて楽しみます。そして、時間を忘れて読み耽るうちに、子どもは記憶力が良いので国名と国旗の大半を覚えてしまうんです。
私も兄や弟と一緒にこの本を眺めて育ちましたが、20年経った今でも、この絵本の国名を「アルゼンチン」「アンチグッバーブダ」「イギリス」「インド」「ウガンダ」...と前から順に空で言うことができます。今はIT用語ひとつ覚えるのに四苦八苦しているというのに、不思議なものですね。

何度も眺めてこの本の国旗を覚えてしまうと絵本は忘れ去られてしまいますが、代わりに今度は少し大きくなってから、今度は日本や世界の地理についてより詳しく書かれた物で遊び始めました。

私と兄弟の場合は、小学生になってから桃太郎電鉄というゲームでよく遊んで、47の都道府県名と県庁所在地名とその名産をまたしても空で言えるようになり、高校では世界史を通して、大学では語学海外貧乏旅行を通して世界を知ることに夢中になりました。

今振り返ると、TOEIC850を取得し外資系企業で働くことになった原動力は、実はこの本1冊の本だったのかな、と思うことがあります。人生に影響を与えた本、というと言いすぎかもしれませんが、幼い頃の本の影響がゼロとはどうも思えません。



関連リンク
 61-児童書(幼児)
・ぐりとぐら
「ぐりとぐら」 なかがわりえこ
「ぐりとぐらのおきゃくさま」 なかがわりえこ

・物語
「しろくまちゃんのほっとけーき」 わかやま けん
「はらぺこあおむし」 エリック=カール
「ぽんたのじどうはんばいき」 加藤ますみ
「スイミー」 レオ・レオニ

・ノンフィクション
「こっきのえほん」 戸田やすし


62-児童書(小学生)
・こまったさんシリーズ(寺村輝夫)
「こまったさんのスパゲティ」
「こまったさんのハンバーグ」

・まんがで学習
「まんがで学習おぼえておきたい俳句100」 小林清之介、山口太一
まんがで学習おぼえておきたい短歌100 」 萩原昌好、山口太一

・伝記
「エジソン―いたずらと発明の天才」 崎川範行
「人類をすくった“カミナリおやじ ― 信念と努力の人生・北里柴三郎」 若山三郎
「ベートーベン ― 運命の大音楽家」 高木卓

・物語
「セロ弾きのゴーシュ」 宮沢賢治
「クレヨン王国 黒の銀行」 福永令三
「チョコレート戦争」 大石真

・ノンフィクション
「21世紀こども百科」
「世界の歴史5000年」 七瀬カイ










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