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03May

洋書入門編:ラダーシリーズ(ladder series)で英語の多読に挑戦

Posted by somanybooks in LeaningEnglish

英語の多読入門者レベル(=私)の方向けに、適した本が見つかりました。ペーパーバックより読む分量がぐっと少なく、巻末には本に出てくる英単語の意味を載せた単語集まで付いています。



■本の説明

Ladder(はしご)を一段ずつ上るように、自分の語学力に適したレベルから始めて徐々に上のレベルを目指していけるよう、掲載する英単語数を調整してある入門者向けの洋書です。

レベルは最も簡単なレベル1から最難関のレベル5までの5段階に分かれており、それぞれのレベルで小説からノンフィクションまで幅広いジャンルの読み物が用意されています。
各レベルの難易度は、

 レベル1: 中学校で学習する単語 約1000語
 レベル2: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約300語
 レベル3: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約600語
 レベル4: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約1000語
 レベル5: 語彙制限なし

だそうです。


■ 感想

ラダーシリーズという子供向けの良い洋書がある、というのは以前から耳にしたことがありました。が、「流石に20歳を過ぎてから子供向けの本を読むのもな...」と思い、試しもしないまま、数年が経ってしまいました。

洋書で読みたい本が無くなった時気まぐれにラダーシリーズを試してみたら、利便性が高い上に大人が読んでも十分面白かったので、過去の自分に説教したい気分になりました(笑)


・自分の語学力に合った本を選べる

どのレベルを選ぶかは後ほど詳しく説明しますが、自分の語彙力・文法力・読解力に応じた本を簡単に選べるのは、英語学習を続ける上でとても魅力的です。日本で洋書(ペーパーバック)買おうとすると、

 *日本の文庫本より洋書の方が値段が高い
 *自分の語学力より洋書の難易度の方が高い(ことが多い)
 *読む量が多すぎて、読み終わる前にやる気が無くなってしまう

などの弊害が出てきてしまい、学習が続かない遠因になっていました。我が家にも、一時の気まぐれで購入し読み終わらなかったペーパーバックが、5冊以上転がっています...。

・文中で使用されている英単語の意味が巻末に記載されている

これも有難かったです。いちいちiPhoneで単語の意味を調べなくとも本の後ろを開くだけで済むので、ストーリーから離れる時間が短くて済み、読むことだけに集中できました。
Level 3~5では、全単語ではなく難易度の高い単語のみ抜粋して記載されているとのことですが、日本人が困りやすい単語が網羅されているようで、Level 4の本でも98%くらいまで巻末のWord Listだけで事足りました。



↑ level 4「Oliver Twist」の巻末に掲載されているWord List

・書籍のジャンルが幅広い

おとぎ話からビジネス書まで用意されているので、仕事で手っ取り早くTOEICのスコアを上げたい方は、「スティーブジョブズ」や「日本の経済」などの本を選ぶことができます。反面、私のような小説大好き人間は、「ルパン傑作短編集」やら「ジェーン・エア」ばかりを読み進めることもできます(笑) 
もう少しビジネス書が用意されていると、大人も手に取りやすくなるのにな、勿体無いな、と個人的には思います。

・持ち運びが楽

語学学習は継続が命ですので、続けやすいに越したことはありません。ラダーシリーズは日本の文庫本をより縦のサイズが少し長いのですが、厚さは1cm程と文庫本と変わらないので、何処にでも持ち運べて、隙間時間を洋書多読に使うことが出来ました。

・活字が大きい

ペーパーバックより活字が大きいので、どんどん読み進めることが出来、「あとまだこんなに読まないといけないのか...」と悲観的になることが少なかったです。


■ どのレベルを選ぶか

TOEIC 850&多読未経験者の私の場合、ラダーシリーズのLevel 3が丁度辞書を引かずに楽しく読めるレベルでした。これまでそれなりに英語を学んできた方だと自負していたのに、快適な読書レベルがlevel4ではなくlevel3だったので、なけなしのプライドはちょっと傷付きました(笑)

・level 1
未読なので割愛します。

・level 2
単語の難易度が低く全単語が巻末のWord Listに掲載されているので、するすると読み進めることができました。

ラダーシリーズ レベル2 星の王子さま 内容

ラダーシリーズ レベル2 星の王子さま 内容

ラダーシリーズ レベル2 星の王子さま 内容

↑ レベル2「星の王子さま」

意外にも、読解の速さはlevel3とさほど変わりませんでした。(=日本語の半分以下の速さ) 
国際会議を取り仕切ってらっしゃる方が「難しい単語を知ることより、haveやcomeなどで作られた平易な文を数こなすことが大事」と本に書かれていたのですが、それに通ずるものを感じます。
あえて低めのlevelの本をたくさん読む方が、スピードアップに繋がるのかもしれません。

  


・level3

既知の単語が多かったのですが、数ページに1つくらいの割合で見知らぬ単語が出てきました。
読むことへの心理的負担はほぼなく、仕事の合間の昼休みを使って楽しく読み終えることができました。

今まで読んだラダーシリーズの中で、Level3の「怪盗ルパン傑作短編集」が一番面白かったです。アルセーヌ・ルパンの幼い頃の話や、著者がルパンが出会うきっかけとなった事件の話など、一つ一つのストーリーが濃く、短編であることを感じさせませんでした。

  


・level4

1ページに1~3つくらい分からない単語(「magistrate(行政官)」など)が出てくるので、はじめはちょっと辛かったです。Chapter6を過ぎたあたりから単語や文体に慣れてきて、読むことに集中できるようになりました。ちょこちょこ単語を調べながら読むことになるので、1ページを読み進めるスピードはかなり遅めです。

ドストエフスキー「罪と罰」とチャールズ・ディケンズ「オリバー・ツイスト」を試しましたが、「罪と罰」は英語以前にロシア語の登場人物名を覚えるのに苦労しすぎて中断しました(笑)でも世の理不尽さを強く感じるようなストーリーで、Chapter1から引き込まれるような魅力を感じましたので、別のlevel4の本でもう少し多読に慣れてから、リベンジする予定です。

ラダーシリーズ レベル4 オリバーツイスト 内容

ラダーシリーズ レベル4 オリバーツイスト 内容

↑ Level 4「Oliver Twist」

「オリバー・ツイスト」は英国の話なので、gentleman=スーツと黒帽子を隙無く着こなした紳士、というように場面場面を想像しやすく、読みやすかったです。
わずか9歳のOliverが、自らの運命に翻弄されUpper階級とLower階級との間で浮き沈みを繰り返す様は、読んでいて切なくはらはらします。最初は難単語にやられ、読んでいて苦痛でしたが、ラストが近付くにつれ面白さが加速し、読後、この本の筆者チャールズ・ディケンズが英国を代表する作家の一人に数えられる理由に納得しました。

  

↑ 管理人は左2冊を購入


・level5
未読なので割愛します。 





関連リンク

・大杉正明
「NHKラジオ英会話 What's New?」1 2 3

・TOEIC必修シリーズ(ジャパンタイムズ)
「TOEIC必修単語2700語」
「TOEIC必修イディオム1200語」 

・その他
「英語耳  発音ができるとリスニングができる」 松澤喜好
「ビジネス英語 ライティング表現1000」 イジユン
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「海外経験ゼロ。それでもTOEIC900点―新TOEICテスト対応」 宮下 裕介
「速読速聴・英単語Advanced 1000 ver.3 ― 単語900 + 熟語100」 松本茂
「英単語ターゲット1900」 宮川幸久
「まるごと使える電話英会話ミニフレーズ」
「あなたも2年でバイリンガルになれる! ― 福島式英語トレーニングメソッド」 福島範昌

・学習ツール
「ポータブルカセットテープレコーダー(TCM-400 C TCC )」 SONY
「iPod classic 160GB」 Apple
「ノイズキャンセリングヘッドホン MDR-NC33」 SONY
「Ex-word 電子辞書XD-GF7250 フランス語対応モデル」 CASIO

・管理人の学習法
管理人の英語学習法(リスニング編、TOEIC400~750向け)
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和文英訳の仕事 その1:社内通達文
和文英訳の仕事 その2:プレゼンテーション資料 その3:メール応対







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