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30Dec

「ヴァレリー・セレクション」 ポール=ヴァレリー(Paul Val´ery) (原作)、 松田浩則、東宏治 (翻訳)

Posted by somanybooks in EtudierLeFrancais

この本はまだ読んだことがないのですが、お世話になった先生の広告といつかは読みたいという自分の期待を込めて、文を書いておきます。


■ 松田先生

大学時代に、この本の翻訳を担当された松田浩則先生によくお世話になりました。松田先生は大学で教鞭を取られており、大学にしては珍しいほど教え上手のいい先生でした。私の方は今も昔もフランス語も未熟で、先生の教えを十分に身に付けられなかったな、と思うと、ちょっと勿体ない気がしています。

先生に出会ったのは大学の第二外国語の授業で、この時の先生の授業が分かりやすく、かつ、興味深かったので、私はフランス語を嫌いにならずに済みました(笑) その後、フランス文学の授業も何度か受講させていただいたので、先生の専門であるヴァレリーの詩篇も日本語訳を通じていくつか読みました。

私程度の語学力では、未だ詩篇の原書を読んで理解することが出来ません。フランス文学の日本語訳は、翻訳とは思えないくらい美しい訳がいくつもあるので、十分に楽しむことはできるのですが、それでも原書の良さが吟味できないのは、やはり少し切なかったです。


■ ポール=ヴァレリー

ヴァレリーについては、私が語るより松田先生に語っていただいた方が正確で分かりやすくて良いとは思うのですが、自由で囚われない形の詩を書かれる方という印象を受けます。

例えばボードレールの散文詩は、形式も文章量もある程度の枠内に収まるよう整えられている印象なのですが、ヴァレリーは1行しかない詩があったり、題名の付いているもの付いていないものが混在していたり、段落分けがまちまちな詩があったりと、自分の感覚を表現するのに最適な形をその都度取っている印象を受けます。

あと、言葉の選び方がとてもみずみずしいです。「3/4 d'heure de promenade grise(45分間の灰色の散歩)」という表現で、すぐさまパリの街中を歩いている都会的なイメージが頭に浮かんできました。

 

(左が上巻、右が下巻)


関連リンク
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読解編
文法編(1)-(2)
単語編

 ・辞書
「Le Dico」(仏和辞典)
"Ex-word電子辞書XD-GF7250 フランス語対応モデル" CASIO

 ・管理人の学習法
国立大学教養課程のフランス語の授業
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