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16Feb

「Conative Connection」 Kathy Kolbe (コルベインデックス)

Posted by somanybooks in Business

人間の本能的行動・性質の研究者であり、コルベ・インデックスの作成者としても有名なKolbeさんの本です。コルベ・インデックスもkolbeさんの著作も、日本語版はまだ出版されていないようですね...。


■ What's Kolbe Index?

コルベインデックスとは、Kathy Kolbeというアメリカの教育企業家が考え出した適性検査です。自分が先天的にどんな行動を取る傾向があるか、どう行動すればよりストレスが少なく、学習や仕事で結果を残せるようになるかが分かるようになります。

テストはインターネット上で受けることが出来、49ドル弱の費用がかかります。テストを受けるとその場で結果が表示されますが、36問の質問内容も結果もすべて英語です。ですが、コルベ・インデックスは面白いので、英語が苦手な方も、一度受けてみられることをおすすめします。
(検査結果はA4用紙20枚ほどでカラー印刷もできますので、苦手な方はとりあえず結果を印刷して、辞書を引きながら数日かけて結果を知る、という方法も取れます)

Kolbe.com Products



・コルベ・インデックスを受けるには
 こちらへ → コルベインデックス(Kolbe A™ Index)の受け方


・コルベインデックスの質問内容

コルベインデックスは、36問の質問と4つの選択肢から構成されています。
質問を読み、選択肢の中から「自分が最も選びうる行動」と「最も選びそうにない行動」を1つずつ選びます。

質問内容は、こんな感じです↓
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それぞれの質問に対し、自分が最もしがちなこと、最もしそうにないことを1つずつ選びなさい

1. ある人がある道具の使い方を学ぶのを手助けするなら、私は... 

 ・試行錯誤するようすすめる
 ・マニュアルを持っているか確認する
 ・どうしてそんな風に動くのかを説明する
 ・自分が使って見せる

2. あるアイデアが良いものかどうかを判断するなら、私はそのアイデアの持つ...を考慮に入れるだろう

 ・実用性
 ・効率の良さ
 ・インパクト
 ・耐久性
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36問の回答を終えると、診断結果が画面に表示されます。診断結果は下記の4つの項目について、あなたがどういう傾向を持っているかを1~10までの10段階で示してくれます。

 ・Fact Finder
 ・Follow Thru
 ・Quick Start
 ・Implementer

この4項目は、数値が1~3しかないグループ(resistent)、4~6の中程度のグループ、7~10の高数値のグループ(insistent)の大きく3つに分類されます。それぞれの項目がどの程度高いかによって、自分に最適な仕事・学習の仕方が大きく異なります。


■ Fact FInder(ファクトファインダー)とは

Fact Finder(事実を見つける人)という名が示す通り、事実や情報に対してどのように取り組むか、を示す項目です。

Fact Finderの数値が高い方は、事実や詳細な情報に対し、一般の人よりも細やかに接する傾向があります。物事に対処する際に集められる限りの情報を集めたり、集めた情報を使って長々と報告書を書いたり、微に入り際に穿って滔々と論を述べることが得意です。長い文章を書いたりスピーチをしたりするのが苦にならない方は、大抵この数値が高い方です。

逆にfact finderの数値の低い方は、物事を単純化するのが得意。物事の要点だけをとらえて、すばやく対処するのが得意です。

実は、私はこの項目が10段階中の2しかありません。事実、文章を長々と書くのは正直苦痛を伴いますので、自分が疲れていない時や気が向いたときしか行いません。(このブログの更新もそうです...) プレゼンとスピーチは大嫌いですし、物事を説明することを可能な限り避けようとする傾向があります。そして、「いちいち言うより、自分でやった方が早いし確実」だと心から信じています(笑)

ですがやり方さえ学べばどなたも長い文章も要約文も書けるようになるように、4つの項目の高中低3段階のどの能力も、後天的に身につけることができるとのこと。希望が残されているところがいいですね(笑)


■ Follow Thru(フォロースルー)とは

Follow Thruとは、物事や情報をどのくらい体系立てて考えるかを示す数値です。

Follow Thruの数値の高い方は、一見ばらばらに見える事柄の中に秩序を見出し、体系立てて並べて整理します。規則性のある環境に身を置くことを好み、物事を包括的にとらえるられるようなシステムを作り出します。
ToDoリストを作ってから仕事に取りかかる方や、パソコンのフォルダ名に数字をつけて並べる癖のある方は、この数値が高い方が多いです。

逆にFollow Thruの数値の低い方は、秩序や規則性の中に身を置くと苦痛を感じ、システム自体を壊そうとします。既存のシステムを自分なりに壊してアレンジし、かつ、複数の事柄を同時にこなすことが得意です。

私は、この数値が10段階中の7で、4項目のうち最も高い数値をこの項目で叩き出しました。ですが、自分がFollow Thruであると知った時、最初は違和感を感じました。自分では、秩序を見つけているつもりもシステムを作っているつもりも、まるでありませんでしたので。

ただ、私が仕事に取り組む際、事前に環境を十分に整えてから取り組むことはしばしばありました。excel資料作成の仕事を継続的に受けるなら、①事前にexcel技術を磨いておく、②データ元となるURLを登録しておく、③作成した資料を共有するフォルダを整理しておく、などです。こうすることで、仕事が早く終わり、成果を出せ、かつ、自分の評価が大きく上がることを知った時、環境を整えることが自分にとっての「システム」作りだったのだと分かりました。確かに世の中には、システムを必要とする人材がいるようです。


■Quick Start(クイックスタート)とは

Quick Startとは、変化や未知の物事に対する耐性を示す数値です。

この数値の高い方は、変化を好み、自ら変化を作り出す傾向があります。リスクの高い行動・実験的な行動を取りがちで、ひとたび事が起こった時には誰よりも早く対処します。

逆にこの数値の低い方は、自分や周囲を変化させることに苦痛を伴うため、可能な限り現状を維持しようとします。物事を変化させる必要がある場合は、十分にリスクを計算してからでなければ行動を起こさず、対処する際も時間をかけて慎重に行います。

私はこの数値が10段階中の6で、なかなかの高水準でした。確かに落ち着いて物事に取り組むのは得意ではなく、ひらめきと勢いに身をゆだねて嵐のように物事を片付ける方が得意です。
そして私の母は私よりもこの数値が高く、昼間にTVで見た料理は、まず間違いなく夕食の食卓に登場します(笑) ニュースで省エネがもてはやされ始めた時には、既に自宅の電球は廊下から何からLED電球に取り替え済みで、私を始めとする家族みんなが母の行動の速さに驚いたものです。


■Implementerとは

Implementer(インプリメンター)とは、形ある物や三次元の空間に対する親和性を示す数値です。

この数値の高い方は、物や空間との相性が良く、手足を使って物を作り上げたり、適切な位置に物を配置したり、良質な道具を揃えそれらをとびきり上手に扱う傾向があります。大工職人やスポーツマン、楽器の演奏家などの職業に、この数値の高い方が多いです。

逆にこの数値の低い方は、手足を使って物を生みだすよりも、想像の中で考えを整理する傾向があります。壊れたドアノブの修理など、形あるものに対し複雑な対応を迫られた時にはストレスや苦痛を感じますので、可能であれば、どなたか別の方に助けを求めた方が賢明です。

私は、この数値が10段階中の5と丁度中間でした。身体を動かすことにも物を取り扱うことにも苦痛は感じませんが、取り立てて評価されることも特にありません。
私の周囲にこの数値の高い方が2名いるのですが、うち1名は、仕事の休み時間ごとににひたすらiPhoneを弄り倒すほどのiPhone好きで、iPhone・iPadに関するほとんどの質問に即答で答えて下さり、仕事をしていて心強いことこの上ありません(笑) また、仕事中にこの方の机が散らかっているのを見たことがなく、パソコン・iPhone・お茶などが常に手に取りやすいところに置かれているのが印象的でした。


■ 効能

コルベ・インデックスの考え方を学んでから、性格や仕事の仕方が自分と違う方と話すのが、さほど苦手ではなくなりました。昔は、重箱の隅をつつくような質問をされる方が大の苦手だったのですが、「ああ、この方はfact finderの数値高い方か。なら先に、事実だけをできる限り伝えてみようか」と、人に合わせて接し方を変えられるようになりました。天分が自分と違っていたら、接し方を変えるしかないですものね。

そしてfact finderの数値の高い方に事前の根回しをしておくと、説明苦手な私に代わって周りを説得して下さるということが分かり、仕事に相乗効果を生めるようになりました。
人とのかかわり方を学ぶ上で、非常に有益な本だと感じています。

コルベインデックスを受けるには、→ こちら

■ 「Connative connection」の本

サンプル画像を置いておきます。







  

↑ Kolbeさんの著作。全て英語で書かれた書籍ですので、ご注意ください。


関連リンク
 「金持ち父さんの子供はみんな天才」ロバート・キヨサキ (P.272-299に、コルベインデックスに関する記述があります)





























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