忍者ブログ

29Dec

「セロ弾きのゴーシュ」  宮沢賢治

Posted by somanybooks in BookForChild

ひたむきな青年と4種類の動物たちのお話。宮沢賢治の作品の中で、私はこの話が一番好きです。


■本の説明

楽団員としてセロ(チェロ)を弾く係のゴーシュは、楽団の中で一番下手で、いつもみんなの演奏の足を引っ張ってしまいます。
そんなゴーシュが楽団から戻り夜更けまでセロの練習を重ねていると、夜毎さまざまな動物達が訪れて、なぜかゴーシュに頼みごとを持ちかけます。一日目は猫、二日目はかっこう、三日目は子だぬき、四日目はねずみの親子……そんな動物たちに、ゴーシュは怒鳴ったり喚いたりしながらも応対していくのですが……。


■感想

ゴーシュさんがちょっとずつ動物たちと心を通わせるところが大好きです。一夜目の猫はいじめて追い返したのに、二夜目のかっこうにはちょっと優しくなって、最終夜に至ってはちび相手に至れり尽くせりですよね(笑) かわいすぎる。

ゴーシュさんが「印度の虎狩り」を弾き切る場面も好きですが、物語の最後の場面もとても良いと思います。お話の終わり方も素晴らしいですよね。絵本の枠に収まりきらない、やさしく深い良いお話だと思っています。




※追記
「セロ弾きのゴーシュ」が収録されたオーディオCDがあったので、こちらもリンクを貼っておきます。忙しいご家庭はこちらをどうぞ。
うちの家も自営業で、しかも子どもが3人もいたので、絵本の読み聞かせができない時母はこうした童話のオーディオテープをよく私たちに聞かせていたらしいです。「かちかち山」や「白雪姫」などが収録された赤と青のテープが、実家に何本もあったのを覚えています。




関連リンク
 61-児童書(幼児)
・ぐりとぐら
「ぐりとぐら」 なかがわりえこ
「ぐりとぐらのおきゃくさま」 なかがわりえこ

・物語
「しろくまちゃんのほっとけーき」 わかやま けん
「はらぺこあおむし」 エリック=カール
「ぽんたのじどうはんばいき」 加藤ますみ
「スイミー」 レオ・レオニ

・ノンフィクション
「こっきのえほん」 戸田やすし


62-児童書(小学生)
・こまったさんシリーズ(寺村輝夫)
「こまったさんのスパゲティ」
「こまったさんのハンバーグ」

・まんがで学習
「まんがで学習おぼえておきたい俳句100」 小林清之介、山口太一
まんがで学習おぼえておきたい短歌100 」 萩原昌好、山口太一

・伝記
「エジソン―いたずらと発明の天才」 崎川範行
「人類をすくった“カミナリおやじ ― 信念と努力の人生・北里柴三郎」 若山三郎
「ベートーベン ― 運命の大音楽家」 高木卓

・物語
「セロ弾きのゴーシュ」 宮沢賢治
「クレヨン王国 黒の銀行」 福永令三
「チョコレート戦争」 大石真

・ノンフィクション
「21世紀こども百科」
「世界の歴史5000年」 七瀬カイ











































拍手[0回]

PR